プロフィール

カウンセリングルームのどか 代表 武田秀隆

1970年 守口市で生まれる。

 

1992年 堺市で教師生活スタート。クラスソングをつくり、教室で毎日ギターを弾き、子どもたちと楽しく過ごす。

 

2013年 教頭になる。多忙な日々と失敗恐怖・嫌われ恐怖によるプレッシャーでストレスをため込んでしまい、身も心もボロボロになる。

 

2015年3月31日 退職する。

 

 私自身が強迫性障害やパニック障害でずっと苦しんできたので、「不安」や「生きづらさ」を抱えている方の心のサポートの必要性を強く感じ心理カウンセラーとしての活動を始める。

 

私も強迫性障害の実体験があります

私も実は、次のような強迫性障害の症状で生きづらさを抱えてきました。

 

特に私は「確認行為のくり返し」がやめられず、長時間にわたる確認で精神的に疲労していました。


・小学生の時は、ランドセルの中の教科書やノートの確認を何回もくり返していました。忘れ物をするのが怖かったのです。ランドセルを閉めたとたんに不安になり、また開けて確認するということをくり返し、時間割を合わせるのが苦痛でした。
 
・教師(体育主任)をしていた時は、プールの水を止めたか、さっき確認したはずなのに不安になり、何回もプールまで確認に戻り、プールと教室との往復でヘトヘトになったこともあります。
 
・教頭をしていた時は、職員室のストーブを止めたか、ドアの鍵をかけたか、電気ポットのスイッチを切ったか、何回確認しても「大丈夫」という自信が持てなくて、えんえんと確認行為をくり返していました。早く帰りたいのに確認に時間を費やしてクタクタになっていました。
 
・帰宅途中でも、「本当に大丈夫か?」「万が一のことがあったらどうしよう」という強迫観念に襲われ、「○○したから大丈夫」「あそこでああやって確認したから大丈夫」と頭の中での確認がやめられず、気が狂いそうになるような感覚に襲われることもありました。
 
・メールを送る時に、この表現は相手に誤解されるのではないか、不快な思いをさせるのではないかと過剰に不安になり、何回も確認したり書き直したりするので、ものすごく疲れていました。
 
・飲み会の後、帰宅してから、ちゃんと支払いを済ませたか猛烈な不安に襲われ、一緒に行った人に確認せずにはいられないこともありました。

 

私自身が強迫性障害の実体験がありますので、相談者様の「わかっているけど、やめられない」「やれば地獄、やらなくても地獄」という苦しさがとてもよくわかります。

 

そして、自ら行動療法に取り組み、克服した経験もありますので、そこで得た知恵や治すコツもお伝えしています。
 
例えば「洗っても洗っても不安になる」「確認しても確認しても不安になる」という悪循環がなぜ起こるのか、そして、不安になった時にどう考え、どう対処すればいいのかを丁寧にお伝えしています。

 

原理原則を理解しトレーニングすることで、私のように強迫に日常生活が振り回されないレベルまで回復していきます。

症状を一人で悩み続けて苦しい時は、いつでもご連絡をお待ちしていますね。